コラム

CATIを活用した事例

CATIを活用した事例

CATI(Computer Assisted Telephone Interviewing)は電話調査を効果的に実施・運営するための支援システムです。

 

CATIを活用した調査の特長として迅速性に優れるという点が挙げられます。オペレータは回答をコンピュータに直接入力しますので、調査終了後、迅速に集計データをご提供することが可能です。手軽さと費用が抑えられることから、簡単なアンケートや市場の動向把握、例えば新製品の認知や購入の有無、ある銘柄の小売店取扱い状況や販売価格を知るのに適しています。

 

 

1.CATIとは

CATI(Computer Assisted Telephone Interviewing)は電話調査を効果的に実施・運営するための支援システムです。

 

電話調査はオペレータが電話機をダイヤルし、調査対象者が出たら、まず挨拶をしながら協力依頼をして質問を開始、回答結果を調査票に記入するという方法で始まりました。電話調査用のコンピュータシステムであるCATIを導入した調査では、従来オペレータや管理者が手作業で行っていた業務をコンピュータで管理・運用することが可能になり、オペレーション効率やデータの精度を飛躍的に向上させることができます。

 

CATIは、海外の大手調査会社も導入している信頼性の高い仕組みです。複雑なフローの調査や、ロジックチェックが多岐にわたるインタビューの実施も可能です。システム上で管理するので、進捗状況の整理も自動で行うことができます。

 

2.CATIを活用した調査の仕組み

オペレータはパソコンの前に座り、調査対象者へのダイヤルはパソコンから自動発信できるため作業スピードが格段に向上します。

 

回答に論理的な矛盾があればエラーメッセージを出す等のプログラムを組み込んでおくことも可能です。このため、従来のように、調査終了後に紙の調査票を集めてから、チェック・入力するというステップは省略されます。

 

全てのオペレータのパソコンはLANで繋がっており、データはサーバーに蓄積されます。管理者はサーバーに蓄積されたデータからレポートされる進捗状況をリアルタイムで把握し、業務の進行中にオペレータに指示をだすことができます。オペレータ別の進捗も分かり、個別教育・指導をタイムリーに実施できるため、習熟度の向上にも貢献します。

 

3.CATIを活用した調査のメリット

CATIを活用した調査のメリットとして、迅速性に優れるという点が挙げられます。調査画面では、回答選択肢のランダマイズ(順序効果の消去)、回答結果による次の質問への分岐等を制御できます。こうした機能により効率がアップし、それぞれの調査の完了時にデータの即時利用が可能です。

 

また、事前に調査票をプログラミングするため、複雑な構成の調査票にもオペレータは容易に対応できます。調査進行と同時に論理チェックを行うことになり、矛盾があればすぐに対象者に確認することができますので、データの精度が大幅に向上します。質問や回答肢順のローテーション・ランダマイゼーションした画面表示が容易にできますので、順序効果のバイアス排除につながります。オペレータは回答をコンピュータに直接入力しますので、調査終了後、迅速に集計データをご提供することが可能です。

 

4.CATI活用の調査事例

迅速性があり、度々の報告が必要な世論調査などに向いています。手軽さと費用が抑えられることから、簡単なアンケートや市場の動向把握、例えば新製品の認知や購入の有無、ある銘柄の小売店取扱い状況や販売価格を知るのに適しています。テレビ番組の視聴率調査、商品取扱い状況や販売価格などを知るための調査などの活用事例も多くみられます。

 

中でも、BtoB調査の場面ではIT機器利用満足度調査やIT環境実態調査、企業の意思決定プロセス把握調査、広告認知及びイメージ調査、CS調査といった場面で活用されます。さらにBtoC調査においては、RDD(RandomDigitDialing)で実施することも可能です。