コラム

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使用実態調査(U&A調査)は、製品やサービスの購入や使用の実態を把握し、経営戦略の指標を得る際に活用されることが多い調査です。調査を通じ、製品やサービスの使用状況を様々なアプローチにより定量的・定性的に把握し、顧客の動向をより深く知ることができます。BtoB市場でリサーチをする場合、機械的に一定項目を選択する形式で行うインターネット調査より、特定担当者に対して定量情報から定性情報までを深く引き出すことのできる電話調査が有効になるケースも少なからずあります。電話調査による使用実態調査の事例として、某地方自治体が行った地域産農林水産物に関する使用実態調査と飲食店用備品の卸売業者が行ったエコ箸の使用実態調査の事例を紹介します。
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企業向けの製品やサービスの利用実態を把握することで、想定する分野の市場動向を知ることができます。企業向けに利用実態調査を行うためには、調査の目的に沿って適切な調査対象者を設定することや一定の業界知識を身に着けた調査員がヒアリングを行うこと、などのポイントを踏まえて調査を行うことが必要です。
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利用実態調査とは、企業の製品・サービスの購入や利用実態や意識を把握するマーケティング戦略のための調査です。サービスや商品、施設、機関等の利用状況・利用シーン・スイッチポイント等を把握することに適しています。製品やサービスのトレンド・利用状況などを把握し、顧客動向を知ることができます。活用例として、健康食品メーカーが実施したセグメント別調査の結果をマーケティング活動に活かした事例等が挙げられます。