コラム

インターネット調査のメリット・デメリット

インターネット調査のメリット・デメリットインターネット調査は、調査内容のやりとりや集計に時間がかかわらず、スピーディーな上、調査費用が割安という特性があります。調査対象者に対して質問項目に関連するサンプルや動画などの視覚情報を付加しながら、具体的なイメージを湧かせつつ調査を行うことが可能です。

その反面、モニターと呼ばれる事前登録した人が答えるため、対象者層が限定され、統計内容の保証を確保しにくい面があります。

 

1.インターネット調査を活用するメリット

(1)低コストで調査とデータ管理ができる

(2)調査内容の伝達と回収のスピードが早い

(3)大量のサンプルに対して調査ができる

(4)特定の条件のサンプルに絞り込んだ調査ができる

(5)調査内容に視覚情報を盛り込むことができる

2.インターネット調査のデメリット

(1)インターネットを使用しない人の回答は含まれない

(2)回収した回答が信頼性や信憑性に欠ける場合がある

(3)対象者層が限定される

 

1.インターネット調査を活用するメリット

(1)低コストで調査とデータ管理ができる

インターネット経由で調査に協力するモニターの募集や集計作業をシステムで行うため、調査費用に含まれる人件費や事務費用を抑えることができます。調査費用をかけずに調査を行いたい場合には有効な調査手法と言えます。調査の結果はインターネットの画面で管理を行います。

そのため、調査結果データをまとめて管理しながら、一部データを瞬時に閲覧したりすることが可能です。調査データを探したり、必要な時に必要なデータを引き出したりする際の手間や労力の軽減につながります。

 

(2)調査内容の伝達と回収のスピードが早い

調査内容の伝達や回答内容の回収をインターネット経由で行ないます。郵送で調査票の配布・回収を行う場合等と比較して、よりスピーディーに調査内容の伝達・回収を行うことができます。調査にかかる一連の時間をより短くして、スピードを重視した調査を行いたい場合には有効な方法です。

 

(3)大量のサンプルに対して調査ができる

調査内容への回答、データ回収、集計までをインターネット経由で行ないます。大量のサンプルを必要とする調査の場合でも、データ入力に手間や労力をかけることなく、リアルタイムに調査結果を確認することが可能です。

 

(4)特定の条件のサンプルに絞り込んだ調査ができる

調査を依頼する対象モニターについて細かな属性が予め登録されてため、属性情報を把握することができます。その属性情報に基づき、特定条件のサンプルに絞り込んだ対象者に対して調査を行うことが可能です。

絞り込む項目の例としては、年齢や性別、結婚や子供の有無、居住地、職業などが挙げられます。

 

(5)調査内容に視覚情報を盛り込むことができる

調査モニターはパソコンやスマートフォン、タブレットなどのインターネット画面を通じて回答を行います。調査を行う画面上に画像や動画などを盛り込むこともできます。

それによって、調査対象者に対して質問項目に関連するサンプルや動画などの視覚情報を付加しながら、具体的なイメージを湧かせつつ調査を行うことが可能です。

 

2.インターネット調査のデメリット

(1)インターネットを使用しない人の回答は含まれない

回答する人はインターネットを使用しているユーザのみになります。調査結果の中にインターネットを使用しない人の回答は含まれないことを理解した上で調査内容を設計する必要があります。

(2)回収した回答が信頼性や信憑性に欠ける場合がある

モニター登録をしている回答者の属性が偏るケースがあります。調査対象者の偏りはスクリーニングにより調整できるものの、登録されている属性そのものの信頼性や信憑性について確証を得ることは困難です。本人でない方が回答することを防ぎきれないなど回答者を十分に確認できない点も課題と言えます。

(3)対象者層が限定される

あくまでもモニターは一個人であることがほとんどと言えます。

某企業の一員でありながら、一個人の視点としての考えや感情で回答してしまうこともデメリットと言えます。企業や事業所のデータベースから抽出されたものではないため、1人のモニターから得られた調査結果を企業全体からの調査結果とすることは難しい面があります。BtoB調査を行う場合、インターネット調査には限界があることは否めません。